第一章「海上の帰還」

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曹操が袁紹を倒し、華北を手にした 蜀は勿論、呉にも急報が走った 袁紹の兵を取り込んだ曹操の軍勢は三十万を超える大軍と化していた 蜀~成都 緊急会議が開かれていた 朱里「曹操軍の勢いは凄まじく、次々と城を攻め落としています」 雛里「袁紹の兵や落とした城の兵を・・・吸収した為・・・軍勢は三十万を超える大軍・・・です」 一刀「三十万・・・」 星「気を落とされるな・・・攻めてくるならば蹴散らせば良いのだ」 愛紗「簡単に物を言う・・・三十万なのですよ?」 星「ほぉ・・・天下の関羽雲長とあろう者が三十万程度を恐れるのか?」 皆、少なからず緊張しているのだろう しかし、小次郎だけは目を瞑ったまま 黙りこくっている 一刀「小次郎さん・・・どうかしましたか?」 見かねた一刀が訪ねると目を開いた小次郎が声を発した 小次郎「静まれ!!落ち着かれよ・・・貴殿等が焦れば兵達にも動揺が広まるだろう・・・将がしっかりせねば・・・勝ち戦も負け戦になりかねん」 朱里「その通りです・・・実は私に策があります」 朱里の策とは呉との同盟であった 赤壁の戦いにて孔明と周瑜が手を組み 魏の大軍を破ったのだ 一刀「なるほど・・・じゃあ呉に使者を」 朱里「私が行きます」 一刀「一応護衛を・・・」 小次郎「拙者が行こう・・・流れていた時に行ったことがある」 こうして小次郎と朱里が呉へと行く事になった
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