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呉へは船を使う
海を渡る為だ
陸路で行くには時間が掛かりすぎる為、朱里は海路を選択した
しかし、問題は二つある
一つは海賊の存在
海を行く者は、常に海賊に襲われる可能性を考えねばならない
奴等は昼夜を問わず襲ってくる
故に海路も安心は出来ないのだ
朱里「うぅ・・・話しには聞いていましたが・・・これが・・・船酔いですか・・・うぅ」
小次郎「・・・無理せずに横になっていろ」
これが二つ目
船酔い
なったことのある人は分かるだろうが
これは相当辛い
常に嘔吐感に苛まれる
この問題二つが同時に重なるとかなり危険だ
不安は嫌な形で実現する事になる
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