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~明け方
小次郎「・・・」
朱里「すぅすぅ・・・んん」
横にならせて頭を撫でてやると朱里は眠ってしまったようだ
小次郎「・・・沙耶香」
小次郎は昔亡くした妹を思い出した
沙耶香も自分に良くなついてくれた
血の繋がらない兄に
ズシン!!
小次郎「!?」
小次郎が外に飛び出す
海賊船が大砲で威嚇して来たのだろう
船が大きく揺れたのだ
すると海賊船から大きな身体で隻眼の男が出てきた
恐らく海賊の頭だろう
頭「聞け!!野郎共・・・今日の餌が掛かったぜぇ・・・女は奪え!!男は殺せ!!」
海賊達「おぉぉぉ!!」
海賊船から次々に海賊が乗り込んできた
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