‥桜色honey‥

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ガバッ!!!!!! とあたしの答えを聞いた瞬間 覚醒したように男の子は起き上がった! 「あれ、え?嘘まじ嘘まじ嘘っいやー…」 目をパチクリさせながらキョロキョロしている。 まるで自分の状況に覚えがないような様子だし酔って寝ちゃったのかもしれない。 それからパチリと目があった。 「…………………」 「…………………」 お互いしばしの沈黙。 どぎまぎ …と見つめあってる場合ではなく あたし家に帰りたいんだった。 「ごめんね、ちょっと通してもらえるかな?」
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