秋から冬へ

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秋から冬へ

メールしだした初日 あたしは地元の友達と鍋パーティーだった。 地味に続くあつしとのメール なんかガツガツ感漂うメールだけど… [また単車乗せてね] って送ったら [今から乗る?] って来た…… 鍋パーも終盤だし、とりあえずゆいに電話。 「乗ればいいじゃん」 O型ゆいのあっさりな言葉 あんまり話した事ない人との二人きりは嫌なあたし← 結局数人呼んでプチツーする事に。 あつしとあたしは家が近かったから、あつしの家に行ってそこから単車でゆいの彼氏んちの近所のコンビニ待ち合わせになった。 秋とはいえど真夜中の単車 単車に乗った経験の浅いあたしは寒さに驚いた。 けど あつしの運転の心地よさと 風を切る単車の速さ どんな悲しい事も忘れられた あつしよりも単車に魅了されて、ワクワクしていた。
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