3人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
秋から冬へ
メールしだした初日
あたしは地元の友達と鍋パーティーだった。
地味に続くあつしとのメール
なんかガツガツ感漂うメールだけど…
[また単車乗せてね]
って送ったら
[今から乗る?]
って来た……
鍋パーも終盤だし、とりあえずゆいに電話。
「乗ればいいじゃん」
O型ゆいのあっさりな言葉
あんまり話した事ない人との二人きりは嫌なあたし←
結局数人呼んでプチツーする事に。
あつしとあたしは家が近かったから、あつしの家に行ってそこから単車でゆいの彼氏んちの近所のコンビニ待ち合わせになった。
秋とはいえど真夜中の単車
単車に乗った経験の浅いあたしは寒さに驚いた。
けど
あつしの運転の心地よさと
風を切る単車の速さ
どんな悲しい事も忘れられた
あつしよりも単車に魅了されて、ワクワクしていた。
最初のコメントを投稿しよう!