第一章

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「キミは誰?」 真っ黒な少年は聞いた。 真っ白な少年はとても綺麗で美しかった。 この子は天使だ…ということはまだ“あの世界”にいるんだと真っ黒な少年は絶望した。 「僕はリム。“魔王”の100人目の子供だよ」 真っ白な少年はリムと名乗った。 そしてまたふわりと笑った。 「じゃぁ今度は僕の質問ね。 キミの名前はなぁに?」 とても楽しそうにリムは真っ黒な少年に尋ねた。
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