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そして真っ黒な少年はもう一度口を開いた。
「名前は必要ない………俺はもう死んだんだ……そう俺は死んだだからもう…」
そして目をきつく閉じた。これはありえないことだと自分に言い聞かせるようにあふれる涙を止めるようにギュッと閉じた。
「死んだ?どうして名無しの可愛い天使さんはそんな悲しいことをいうのかな?今キミと僕はこうやってお話しているじゃない」
リムは初めて笑顔を消したそして悲しそうに辛そうに真っ暗な少年の頬に触れた。
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