第一章

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「どうしてキミがそんな顔をする?」 頬に触れた手のぬくもりを感じ真っ黒な少年はまだ生きていることを認めざるおえなかった。 そしてなぜか今にも泣きそうにしているリムに尋ねた。 「それはキミが悪いんだ…キミが死にたかったみたいな言い方をするから…」 リムは愛おしそうに真っ黒な少年の頬を撫でた。 そして真っ黒な少年は初めて人のぬくもりに優しさに触れた……。
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