ぷろろーぐ

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よし、取り敢えず状況把握だ。 《脳内会議》 幹部『隊長! 状況把握完了いたしました!』 元帥『うむ、報告したまえ』 幹部『はっ!  名前、大林空〈オオバヤシ ソラ〉17歳。 彼女いない歴17年、童貞。 家族構成は父、母、姉の4人家族。 好きなものは、自分。 次に怠けること、ゲーム。 嫌いなものは努力、勝利、天才、バレンタイン。 通っている学校では友達は極僅か。 女子からは一目置かれていて彼の周り3mには絶対近寄りません。 風の噂によると女子たちは大林空のことを陰では【ミトコンドリア】、【ミジンコ】、【ゾウリムシ】、他にも』 元帥『それ以上はらめぇぇぇぇぇぇ! ちょ、君ぃぃぃぃぃぃぃ!!!!』 幹部『はっ! 何でありましょう!』 元帥『次の報告に進みなさい。非常に不愉快だ』 幹部『し、失礼しました! ……昨日学校で授業終えてから帰りにゲーム量販店で予約していたモンスターバスター3Gを購入後、無事帰宅。 早速自室に篭りモンバスをプレイし意気揚々とランポス狩りに挑むも逆リンチに。 やっきになりPSPを投棄。 そのまま床についたと思われます。 そして激しい妄想から目が醒めるとそこは猛獣が巣くうジャングル。 現在進行形で逃走中であります』元帥『うむ、報告ご苦労』 一般兵『げ、元帥! 報告します!』 元帥『なんだ、どうした』 一般兵『現在、大林空の体力が著しく低下! 敵に捕まります!』 元帥『どうにかして踏ん張らせろ!』 一般兵B『元帥! エマージェンシーです。右方、左方、前方から新たな生命反応確認』 元帥『次から次へと……。なんだ!?』 一般兵B『これは……パターン青! 使徒〈トラ〉です!』 /(^o^)\うあちゃ 四方を囲まれてもうたやないかいww
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