第1章:prolog

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セビル「2年ぶりだな。元気にしてたか?」 ルイ「はい!セビル課長もお元気そうで何よりです!」 セビル課長は相変わらず元気そうだ セビル「さて、じゃあ分室に案内するから来い」 行政区をでて すこし南にいくと街の大広場に出る セビル課長は大広場にある少し古いビルの中に入っていった 2年前はテナント募集中で何も入っていなかったのに 今は特別捜査課の分室になったのか 俺もビルに入った 分室には 2人の女性と1人の男性がいた 俺は空いている席に座った ちょうどクリーム色の髪の毛をした女性の隣だった セビル「いいかお前ら、この4人はこれから共に戦い助け合う存在だ。仲良くしろよ」 セビル課長は4人の顔それぞれを見た セビル課長「自己紹介とか後にしろ。先ずはこの特別捜査課の趣旨を説明する」 この特別捜査課の趣旨…気になるな セビル「この特別捜査課の趣旨…それは市民と警察との絆の架け橋になる役目…そして困ってる人たちを助けたり、第2第3捜査課から回ってきたコールドケースを解決することだ」 なるほど、ある程度は理解できた 「あの、コールドケースってなんですか?」 茶色の髪の毛の女性が小さく挙手してセビル課長に訪ねた セビル「ほれ、捜査官資格所得者、おしえてやれ」 捜査官資格所得者って俺の事だよな? セビル課長も俺を見てるし ルイ「はい!コールドケースというのは昔起こった未解決の事件のことだよ」 「ありがとうございます」 茶色の髪の毛の女性はニコッと笑い、俺にお礼を言った セビル「さてと辛気くさい話はここまでにして、後は自由時間にする。食事当番とか決めておけよ」 そういって自分の課長室に入っていった ルイ「えっと、先ずは自己紹介をしようか?俺はルイ・マルクス。父さんは第1捜査課の副課長。とはいえ、ちゃんと仕事してるのかわからないけどね」 リア「私はリア・ディルフィ。友達に誘われて警察試験を受けて、この特別捜査課に入る事にしたの」 ディルフィ? どこかで聞いたような? ティファニー「私はティファニー。です獣人のハーフです。ご迷惑をおかけすることになると思いますがよろしくお願いします」 ハーヴェイ「俺はハーヴェイ。元警官だ。ま、楽しくやろうぜ!何か困ったことがあったら俺にいいな?多分このメンバーで一番俺が年上だしな。22歳だ」 俺たちはとりあえずそれぞれの部屋に入った
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