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「ちょうど身体がダルかったんだよなー」
そんなこと言いながら織くんは武器準備
ふ~ん、織くんは大剣みたいね
まぁ、予想通りと言えば予想通りだけど
「まさか……そのために、じゃないだろうな?」
あらあら、仲間割れ?
しかも天都くんは光の剣……武器はまだ使えないのね
「まぁまぁ、気にすんな」
天都くんはスルーなのね
可哀想に
だけど織くん、準備万端みたいね
「織 雅三くんですね?やはり熾天使の力を持っているみたいですね」
秀久も大丈夫そうね
「まぁ私は運動できるならどうだっていいけど」
本当 最近事務仕事ばかりで疲れてたのよね
秀久にやらせたけど♪
秀久の武器は純白のレイピア
私は両手に純白の銃を出して構えた
「準備は出来たみてえだな、なら始めるか」
織くんはそう言いながら制服のズボンのポケットに手を突っ込みコインを出した
あら、近くのゲーセンのコインじゃない
持ち出していいのかしら?
「このコインを弾き、地面に落ちたらスタートだ、いいか?」
織くんは目で問う
私は準備万端よ!
「さぁ、始めようぜ」
織くんがコインを弾く
チャリーン
なんでこんなことになったかと言うと
「ねぇ~、秀久!暇じゃない?」
生徒会室の椅子に座って足をばたつかせながら秀久と話してた時なんだけどね
秀久はため息しか返してくれないからつまらないわけ
秀久が何度目かわからないため息をはいてやっと話してくれたんだけど……
「暇なら事務仕事を押し付けないでください」
「イヤ!つまらない!」
私の仕事は秀久がやってくれてるのよね
だって会長がやらなきゃいけない訳じゃないでしょ?
秀久に
会長命令よ!
て言ったら素直にやってくれたのよ?
ホントに優しいわ 秀久は
「なんでこうなったんでしょうか……」
秀久は何をため息はいているのかわからないわ
聞こえないもの
「「?!」」
そんなことしてると力の波動を感じたの
天使と悪魔のね
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