If.....!?

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「裕翔?」 ノックをしても返事はない。 「入るよ」 自分の部屋でもあるのにわざわざ聞く。 ガチャリとドアを開ける。部屋は真っ暗だ。 ベッドに丸まったなにかが。 電気をつければ 泣いたであろう涙の跡がある裕翔の顔。 今更の罪悪感。 「…」 こりゃ、やり過ぎた。 「裕翔、ごめんなぁ?」 無反応、 多分泣き疲れて寝てる。 少しだけ、溜まった涙を指で掬うように拭う。
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