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本編がはかどっていませんが、ここで少し当時のオマケ的な話を書きます。
私が東京に行ったのは二十歳直前の秋でした。
その頃はプロレスのタイ○ーマスクが大ブームでした。
実は私が当時所属していた空手道場にはタイ○ーマスクやアブ○ーラ・ザ・ブッチャーも所属し名誉段を与えていました。
ある日私の師範が「悪いけど渋谷のハチ公前でタイ○ーと待ち合わせしてるから、これを渡して来て欲しいんだけど。」
何か包みを渡された。
私と同期のSが二人でハチ公前に向かった。
そわそわして待って居ると「○山です。」と素顔のタイ○ーが現れて、私もSも驚いた。
まあ覆面姿で渋谷に現れるわけは無いのだが。
頼まれた物を佐○悟氏に渡すと、礼を言って佐○悟氏は、はちきれそうなジーンズ姿で去って行かれた。
またある日、道場稽古が終わって師範を含め数人で近くの居酒屋に行った時、「今からタイ○ー呼んでやるよ!」
師範がそう言ってタイ○ーに連絡をして居酒屋に呼んでくれた。
テナントビルの共同トイレで覆面をかぶり居酒屋にタイ○ーが登場した時には他のお客さんも大騒ぎになった。
覆面のまま帰ったタイ○ーは、タクシーの中でマスクを脱いだそうです(笑)
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