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慎平「…、」
冗談?それとも、本気?
優「…止めても無駄やからっ」
気のせいだろうか、
半分 泣いてるように
聞こえたのは、
優「…バイバイ、」
…ああ、優 本気なんや
静かに扉が閉まって
その奥からは
冷たく 堅い
足音が耳に響く
徐々に足音が遠くなって
もう、聞こえない
慎平「・・・・・・・優、」
起き上がって
今、君の名前を呟く
慎平「・・・俺、アホやった・・・」
もう、遅い
もう、戻れない
今 君を失った。
だけど 命の限り
忘れる事はないから
今さら
ジタバタする純情…
──END──
( あとがき→)
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