序章

5/12
前へ
/215ページ
次へ
仕方ない、どんな状況に陥ろうが決して驚かない冷静な頭脳を活かして状況整理だ 1:URLクリックで視界が白くなり気付けばここに… 2:とりあえず何処の国なのか日本なのかも分からない 3:見渡す限り自然しかない …はぁ、普通の理解力だったらこの時点で取り乱しているな… とにかく、ここにずっといても解決しないと思うし、この辺りを調べていこう 俺はとりあえず自分の後ろに広がる森に向かって歩き始めた ―――10分後――― 「…どこまで続くんだ、この森は…」 さっきから歩いても歩いても抜け出せる気配がない… 抜け出す事を諦め、元いた場所に戻ろうと向きを変える だがここで、どっちから来たか分からないなんて初歩的なミスはしない ここに来る途中の木々に、石で印を付けてきたからな… ―――20分後――― ようやく森から元いた場所に戻ってきた 印を探しながら戻るのはさすがに疲れるな 「…しかし、本当にここは何処なんだ?」 「あぁ~!!やっと見つけましたよ!」 すると先程はいなかった謎の少女A(仮) ちょうど良い、彼女にここの事を聞こう そして、俺の前まで少女A(仮)がきた  
/215ページ

最初のコメントを投稿しよう!

343人が本棚に入れています
本棚に追加