第4話

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試験前日。私は教室に残って苦手な国語を勉強していた。 まぁ、先生に呼び出された猿を待ってるだけなんだけどな。 ガラッ 教室のドアが開いた。 郁「恋ちゃん。まだ残っていらしたのですか?」 恋「あっ、郁。ちょっとな、人待ちだ。郁は?」 郁「私は少し解らないところを先生に聞きに。もう帰りますわ」 恋「そうか。気を付けてな」 郁「えぇ。恋ちゃんも」 ガラッ その時ちょうど猿がやって来た。
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