高校生と不思議な朝

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「ヴガゥ!?」 "ソレ"はその物体を飲み込んでしまったのだ。 「ヴゥ~…ウウウ…」 次第に"ソレ"の鳴き声からは敵意が薄れていった。 それに気付いた或久はすぐさま"ソレ"を捕まえ、近くにあったカバンの中に閉じ込めた。 (ん~これどうしよ?家に置いといたらオレが学校にいる間に荒らされそうだし…持ってくか……) 或久はため息を一つつき、スクールバッグと"ソレ"が入っているカバンを持って家を出た。
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