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それから数日がたって陽那乃は徐々に元気になってきていた… 「そろそろ個室に移動しても大丈夫ですね…最近は落ち着いてきていますし…後は体力と体重が戻れば宜しいのですが」 「手術までには後どれ位体重を増やせば?」 「後10㌔は増やしていただければ体力次第でもありますが今のままでは 正直難しいですね…」 医者の話を聞き終え陽那乃が居る病室に向かう 「黒武さん?」 数回ノックをしてから入れば可愛い陽那乃がベッドに横たわっている 「陽那乃調子はどうだ?」 「平気です…さっきリリアが来てくれましたよすれ違いませんでしたか?」 「っん?…嫌あわなかったな…それよりも 昼は食べたのか?」 「…まだです…お腹空いてない…」 またか…最近陽那乃の食が細すぎて困る 胃に負担がかからない程度のものなら食べるのだが…直ぐに腹に溜まるらしく半分も食べずに手を止める
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