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今日は朝から嫌な天気が続いている
雷の音と激しく窓を打ち付ける雨や風、日付が変わろうとしている今も状況が変わらないでいる。
僕は怖くて眠れず黒武さんに側に居て貰っている
たまに手を繋いだり頭を撫でてくれたりと安心させようとしてくれる。
「陽那乃少しは眠れ熱が下がらないだろ?」
2日前から高熱が下がらなくて怠いのが抜けない
息は荒く何度か気を失ったらしい…
身体が耐えられなかったんだと医者が言っていた
「黒武さんも一緒なら…安心して寝れます」
そう伝えればギュッと抱き締められた。
「側にいるからゆっくり休め…」
僕には黒武さんの体温と匂いが落ち着けて安心する場所
だから僕は毎日黒武さんの腕の中で眠りに付く
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