7人が本棚に入れています
本棚に追加
~ルスラン王国料理編~
何故か古い文献にはやたらに蕎麦の記述が目立つ。
これは東の大陸との交流がもたらした物であり、痩せた土地でも育つため国を上げ栽培に力をいれた結果であろう。
一説によると、「蕎麦を打つ所作には邪念や煩悩を払う力がある、精神統一するに持って来いだ!」
こう語り、布教した僧侶や、
「これぞ武士道!!」
とか言って兵士の訓練に取り入れた将軍がいたとかいなかったとか…(笑)
兎に角、瞬く間にルスラン全土に広まったのは事実である。
余談だがネコの実で作った蕎麦もある。一時期ルスラン全土に広まったが、現在では数える程の地域でしか作ってはいない。
廃れた原因には様々な説があるが、「単にブームが終わったからではないのか?」と言う説がある。(現在学会ではこの説が有力)
最初のコメントを投稿しよう!