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しかし、ボルボ亜種は弱ってからが強かった。
ドリフトタックルを連続でかましてくるわ。
ハンマーヘッドで叩きつけてくるわで。こっちが攻撃をする隙(ひま)を全く与えてくれないのだ。
そして、悲劇は起こった。
武器の切れ味がかなり落ちていたので。こっそり研石で武器をメンテナンスしていたところ、ボルボ亜種のヘッドクラッシュ(ただの頭突き)をモロに喰らい。俺が1オチ。
そして、すかさず戻ろうとした矢先に、タイムオーバーでクエスト失敗。
………と、沈黙状態に陥る2人。
しばらくして、何がいけなかったを相談し、話し合った結果。
どうやら俺のカウンターが、ボルボ亜種の攻撃を防ぐだけで、メインの攻撃があまりヒットしていなかった事が分かったのだ。
なるほど。ならば、確実にヒットを与える為に、次に俺が選んだ武器は、総武器カテゴリーの中で、ダントツの攻撃ヒット数を誇る。双剣を選択した。
くくく。コレでボルボ亜種も瞬殺。そう考えていた時期も確かにありました。
まあ、結果から言ってしまえば、そのリベンジは失敗に終わった。
しかも、またタイムオーバー。
いやね?俺が持って行った双剣でしたっけ?
……属性氷でやんの!!
意味ねーーっ!!
ボルボ亜種の属性も多分、見た目から推測できるように氷だ!
そんな同属性の相手に、ほぼ無属性となった双剣で勝てる訳もなく。俺はボルボ亜種に二敗目を献上した。
続く三戦目。
数でダメなら、相性で勝負!そう意気込んで、俺が選んだ武器は3からの新カテゴリー武器のスラッシュアックス。
風の噂で聞いた話しだと、ボルボロスとスラッシュアックスは何やら相性が言いと聞いていたので。俺はそのどこで聞いたかも分からん噂にすがりつき、第三戦目を迎えた。
しかし、結果は3オチでの見事な敗退。
内容的にはかなり良かったのだが。ボルボ亜種が弱った時の壮絶なラッシュ攻撃にあい。残り時間をかなり残しての悔しい敗北となったのだ。
むう……やはり不慣れな武器では駄目か、そう思い、挑んだ四戦目。
俺が選択した武器は、モンハン2ndの頃。かなり使い込んだハンマーだった!
そして、三度の闘いで感じていた負ける原因の一つであるパワー不足を補う為に、俺はじゃんパンさんにもハンマーを使うように指示し、そして迎えた四戦目!
それは、これまでに無い見事な立ち回りだったのだ!
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