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「付き合うことよく考えてくれないかな。」
「いやっ…考えてって言われてもなぁ…」
さて困った。
そもそも私はこの人を知らない。
こいつは一体誰なのか。
先輩か?後輩か??
少なくても同級生ではないことは確かだ。
でも、知らない人と付き合うのはとてつもなくヘビーだと思うと私の頭は判断した。
その前に私はこの人のこと好きじゃないし。
よし!!断ろう!とものの10秒程度であっさり決断がくだされた。
「あの…ご「やっぱごめん。」」
「はっ?」
「やっぱ時期が早すぎた。今の忘れて!!じゃ」
言うだけ言って逃げる様にしてその場から離れていく男。それはそれは北風の如く、寒ーい雰囲気だけ残していってくださいました。
私はただボーゼンとして走り去る彼をみていた。
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