赤い空は…

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―20XX― 「うぅっ……」 一人の少女が片足を引きずりながら歩いていた。 「この世界は機械に頼り過ぎたんだ……だからこんなことになるんだ」 身体の半分が機械で出来ている彼女の身体のあちこちからコードが飛び出ていた。 少女は何者かから逃げるかの様に必死に歩いている。 しかし、それも長くは続かなかった。 機械人の追っ手が猛スピードで来ていた。 「畜生……あともう少しで…」 前後左右敵に囲まれ少女は生きる希望を失いかけていた。
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