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「おい、女一人に機械が何機いるんだよ」
目の前に現れた黒い外套を着た青年は少女を抱き抱えその場を離れた。
「何を……」
「助けたかったから」
「私は半機械人だぞ、なのに……」
逃げる二人を抹殺するために機械人はまた猛スピードで追いかけてきた。
「しつけぇな…、沈めよ」
と、男は急に高く飛び機械人の頭部に蹴りを喰らわせ地面にたたき付けた。
少女は男の顔を見た。
冷徹な瞳の持ち主で今にも自分が押し潰されそうになっていた。
『この男は一体……』
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