-その男、北条 大雅-

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とある街に男はいた。 風に揺れるライオンのたてがみのような茶色い髪、鍛え上げられたゴツゴツした肉体、180cmを超える身の丈、ニッカポッカに黒のタンクトップ。 ザッブシッ!! ドサッ… 不良A「グハッ…ゲホッか、勘弁してくれ💦」 不良B「ままま参ったよ」 ?「あれ俺じゃなきゃ死んだぞ?」 不良A「死ねばよかったのに…(小声)」 ?「ハッ(笑)」 ブシッ!! 不良A「いっつぅ!!」 ?「おい一つ聞きたい」 不良B「な、なんたりと!」 ?「ここは、どこだ?」 不良A「こ、ここは“長者ヶ浜潮騒はまなす公園前”にございます💦」 ?「ほぉうやっとついたか(笑) 長者ヶ“原”」 不良A「長者ヶ“浜”っです」 ブシッ!! 不良B「す、すいませんでしたぁ!!!」 不良たちは逃げていった。 ?「ここが長者ヶ浜か 海の見えるいいとこじゃねぇか…ん?」
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