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「私はここの寮長のトレスと言います。これからよろしくお願いしますね」
クリーム色の長い髪を緩いみつあみにしている髪を揺らして軽く頭を下げた。
「これはご丁寧にどうも。私はルビと申します」
そして、俺も頭を下げた
「ルビさん」
ふと気付くとルリハがすぐ後ろに立っていた。
「いつの間に私の後ろに、…まあいいわ、ルリハも寮長さんに挨拶しなさい」
私はやんわりとルリハをトレスの前に押した。
「こんにちは、私ルビさんのメイドを勤めるルリハと申します。ルビさん共々これからよろしくお願いいたします」
スカートを軽く摘みルリハは腰を頭を下げた。
「あらあら、メイドさんだったんですか。確かにルビさんにお供の人がいても違和感はありませんね」
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