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そこには寮の地図が書かれていた
「ありがとうございます、では失礼します。行きますよルリハ」
「わかりました」
俺はトレスに会釈をしてその横を通り抜ける。
「ルビさん、ルリハさん」
「何ですか?」
トレスが話し掛けてきたので、俺は振り返った。
「何となく、貴方達とはいいお友達になれそうな気がするの」
トレスはひだまりのように暖かい微笑みを浮かべた。
「私もトレスさんとは友好的な関係を築けると思います。これからよろしくお願いします」
「よろしくお願いします」
俺たちはそのままトレスさんと別れて地図に従い部屋をめざした。
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