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天壌無窮と歌った、人の感性は素晴らしいと思う。 いつの時代だかは知らないが、近代の天文学的な宇宙の知識を持たずして、天を一つのフィールドとし、またそれを極めることのできぬ無限と定めたダイナミズムに、感動させられ、圧倒された。 それはその一つごとだけを語ってあるのではない。そんな見方をできた自分への、小さな発見への個人的な感動だ。 小難しい理屈も今はいい。 今しばらくは、無限のダイナミズムのなかで、夢を見よう。
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