学校にて
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振り返るとまた山口君だった。 「おはよ。」と返す私。 「昨日どうだった?ってか篠崎って弟いたんだ」 「…うん。」 私は弟が知的障害者だということをあまり知られたくなかった。 「へぇ、そうなんだ。何歳?」山口君が弟について質問してきた。 「…うんと…15」 「それ以上聞いたらセクハラで通報するよ?」 里紗がフォローしてくれた。
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