Scene.4 これもまた

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「でも、俺がいたら邪魔になるんじゃ…………」 男の申し出に俺がそう答えると、 「雄一も一緒に行こう?さっき約束したし……」 俺の顔を不安そうに上目遣いで覗き込みながら、秋葉ちゃんが俺の袖を掴んでそう言ってきたのである。 そうだった。 自分の言った事に責任を持たないと。 さっきの秋葉ちゃんの件もある事だし、約束を破ったら、また泣かせてしまうかもしれない。 どうせなら、嫌がられてもさっき自分で言った事を証明してやろう。 「そうだね秋葉ちゃん。俺もお邪魔する事にするよ」 俺は不安そうな秋葉ちゃんの頭を撫でながら、そう言ったのであった。
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