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「れんらくくらいしてきなさいよね」
緊張に身体を震わせる秋葉ちゃんに、まりあちゃんが少し不機嫌そうな表情を浮かべてそう言った。
その声と表情に過敏に反応し、秋葉ちゃんはビクッと身体を撥ねさせる。
「ごめん。俺が連れてきたんだ。秋葉ちゃんがお姉さまに会いたいって言っていたから。連絡させなかったのは俺の責任だから、秋葉ちゃんを怒らないであげて欲しい」
そんな秋葉ちゃんを見ていられなくて、俺はまりあちゃんへと言葉を投げたのだった。
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