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「確かに俺はまりあちゃんと秋葉ちゃんの事をあまり知らない。何がわかるの?と言われるのも当然だと思う。でも、そんな俺でもわかる事がひとつあるんだ」
俺はまりあちゃんの綺麗な碧眼を真っ直ぐに見つめて口を開いた。
何がわかるの?と言われたのだから、正直に答える事にしたのである。
そう、本当に正直に。
「な、なによ。言ってみなさいよっ」
そんな俺の眼を真っ直ぐに見つめ返して、まりあちゃんは怒鳴るようにそう言葉を返してきたのだった。
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