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黙って俯いていたまりあちゃんが、その声が聞こえたのだろう、勢い良く顔を上げた。
「あきはっ、あきはぁぁぁ」
そして立ち上がり、自分を呼ぶ大好きな妹の名を叫びながら駆け出す。
また、大好きな姉が心配で俺とまりあちゃんが話をしていた公園にやってきたのであろう、秋葉ちゃんもまた、大好きな姉を呼びながら駆けてくるのだった。
二人の愛らしい女の子は互いを呼びあい、互いを目掛けて駆ける。
そして、まりあちゃんが秋葉ちゃんの、秋葉ちゃんがまりあちゃんのすぐ側にまで駆けた時、互いに抱きついた。
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