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「まりあちゃんがそう言ってくれるなら、また秋葉ちゃんと一緒にくるよ」
まりあちゃんにそう返すと、
「か、かんちがいしないでよ!?あくまで、秋葉のついでなんだからねっ」
まりあちゃんはますます顔を真っ赤にしてそう言った後、プイッとそっぽを向いてしまった。
やっぱり嫌われたままなのだろうか。
仲良くなりたかったなと少し残念に思う。
「じゃあ、渉、まりあちゃん、お邪魔しました」
「お姉さま、渉さま。ごきげんよう」
玄関先まで見送ってくれている二人に会釈を済ませ、俺と秋葉ちゃんは帰路につくのだった。
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