Scene.6 たまには

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ちーちゃんは複数の友達らしき子たちと一緒に歩いていた。 一瞬、声を掛けようかと思ったのだが、友達と一緒にいるのを邪魔するのも野暮ったいなと思い、声を掛けるのは止めた。 ちーちゃんにあまり、いや、かなり好かれていない俺が、友達と一緒にいるちーちゃんにもし声を掛けて、とんでもない事を言われてしまったら、最悪警察に迷惑を掛けてしまう事にもなりかねないのも、声を掛けなかった原因の1つである。 一緒にいる友達の中に、まゆちゃんの姿がないので、まず誰もフォローしてくれないだろう。
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