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「!ひゃあ!」
「ぅお!?」
突然聞こえた第三者の声に大袈裟な程跳び跳ねて、思わず美羚さんを(また)突き飛ばしてしまった。
寝室の扉から顔だけだして覗いていたのは、
カイルさんで…
「うんうん!いーねー!グッジョブだよ!美羚君!いやー、お前も人の子だったんだねー!お兄ちゃんは嬉しいよー!相手が柚茉ちゃんなのはちょーっと許しがたいけどねー!どーぞ、どーぞ、キッスの一つや二つ始めちゃって!っていうか俺も混ざりたいぐらいなんだけどー、ああ!柚茉ちゃんの唇美味しそうだしねー!なんなら押し倒してもグーよーん!うはっ!萌える!柚茉ちゃんの乱れた姿!ひゃー…
ぅぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!」
「シネ」
美羚さんがカイルさんを足蹴にしているけど、俺はそれどころじゃなくて…
カイルさんの話の途中からもう恥ずかしくて恥ずかしくて、
…なんていうの?
こういう気持ち自体初めてだからどうしたらいいかわからなくて…
…またシーツを頭から被って隠れました。
だって、心臓が…!
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