5 焼却炉と竹ぼうき

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「舞さんの代わりになれるかな?」 「舞の代わりはいないよ。 優奈の代わりがいないのと同じで。 だから、安心してお嫁においで」 「ありがとう。 幸せにしてあげる」 「また、取られちゃった」 そう言うと、チュっと唇にキスを落とす隆太郎さん。 月明かりで出来た影の境目がなくなったね、きっと。 カサカサとなる落ち葉の音が、耳に心地よく響く。 「帰ろうか?」 隆太郎さんが立ち上がる。 いつまでも一緒にいてね。
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