PROLOGUE~始まり~

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アクア 「セレン、離してくれない」 アクアはセレンに離してくれるように言ったが セレン 「ダメですよ。後にして下さい。始めに授業です」 セレンには通じず教室へと引きずられてしまう アクア 「でもねセレン、見知らない怪しい三人組が校門を潜って来たんですよ」 アクアは苦し紛れにセレンに言う セレン 「本当ですか?」 するとセレンは足を止めてアクアを振り返った アクア 「うっうん、本当だよ。だからさ、安全か確かめなくちゃ」 まさか食いつくとは思わなかったアクアは驚きながらも続ける セレン 「そういうことは早く言って下さい」 セレンは昇降口の方角に慌てて走って行く アクア 「………まさかうまくいくとは………でも嘘はついてないし…」 アクアがその場でぶつぶつ呟いていると セレン 「アクアさん何をしているんですか?早くしてください」 セレンに催促された アクア 「………まぁいいか」 アクアは意気揚々とセレンを追って走って行った
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