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高校1年冬
「梨亜那」
私の名を呼ぶ優しい声…
『あ、奏都どうしたの?』
私(如月梨亜那(きさらぎりあな))は奏都(木更津奏都(きさらづかなと))に呼ばれ振り向いた…
奏都は学校では1番と呼ばれるくらいかっこよくて優しくて抜け目のない良い人だった…
それに比べ私は学校中でも下の下………
それは、奏都と並んで話す時一番目に見えてわかることだった…
女子からの嫉妬は酷いものだ…
「わぁ、またブスが奏都くんと話してるよ…」
-自分だって奏都と話すくせに…
奏都はあんたのじゃないよ…
私が下の下だから、許せないの?
そうずっと思ってた…
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