2*自覚

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前に流奈に言われた “なんで、学校にいると皆との間に〝壁〟作るの?” それは、わからない…でも、私は誰かに関わることで傷付きたくなかったのかもしれない… きっと、中学の頃のトラウマ… 「楽しそうだね!」 後ろから優しい声がした… 『「奏都?!」』 「ははっ、驚かしちゃったかな?」 「いやいや、びっくりしたよ(焦)」 『意味一緒だよ』 「あっ、そっか(笑)」 「相変わらず流奈は面白いね」 「それほどでもぉ~」 この二人は結構話があう私は話しに入るのが苦手だからいつも眺めている -この時が一番平和だなぁ~ 「あっ!!梨亜那ぁ~(喜)」 『えっ?!奏都どうしたの?』 「梨亜那が微笑んでたから、俺…嬉しくって!!」 『え…っと』 「ほら、梨亜…私も言ったでしょ?」 「え?なになに?」 「ふふふ…残念だけど奏都、私が最初に微笑んでるのみたもんね」 「え?!…うぅ~悔しいぞ…」 『ははは、そんなどうでもいいこと…』 「いや!!俺にとっては………」 『…?いきなり黙んないでよ(焦)どうしたの??』 「ううん!とにかく、梨亜那には笑顔でいてほしいからね…」 『ありがとう…奏都』
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