180°より少し上の未来

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うつむきながら 歩いてた つまずくことが 恐かった 前を向く 無邪気な瞳 とても眩しいよ カゴに入った 鳥のように 空まで唄が届かずに 心 暗闇にまぎれてる 過去に捕られた 脳のように 映すのは 消えた日々だけ だから 180°より少し上の未来 見つめたい 悩み疲れて 止まってた 藍色深く 染まってた 崩れ崩れて 弱ってた 花のない花のような… 朝を待つ 安らかな寝顔 とても健気だよ 雨に打たれた 花のように 希望の雫 輝かせ 日差し 笑い顔支えてる 不意に広がる 霧のように 映すのは 戸惑いだらけ だけど 180°より少し上の未来 見つめてる か弱さを知る 君のように
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