-出会い-

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「うひゃあ~!遅刻だよぉ~💦」 璃結は入学早々、遅刻しかけていた 慶羽学園…この学園は偏差値は少しだけ高め、スポーツはそこそこ。 そしてこの学園は四季を目一杯に感じる美しい庭園がある 今は丁度桜が最後の可憐さを魅せる時であり、眠る時でもある 「入学式に遅れたら…流石にヤバいよね、うん」 「おー、璃結。おっさきー」 「あ、ちょっと美佳!乗せてってよ~💦」 「うちのチャリは後ろ乗れないんだよーばーい」 手を振りながら中学からの友達、美佳は去って行った 「はぁはぁ…わ、私も自転車買ってもらっとくべき、だった…」 璃結は中学のとき学校が比較的近く、親から自転車は必要かと聞かれたのだが、徒歩で行くと言った為自転車は持っていなかった
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