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「やべぇ!遅刻しちまう!」
後ろから聞き覚えのある声
振り向いて見たら、案の定、勇治だった
「ゆーじ、すとーっぷ!!」
キキーッ!!
「おわっ!?璃結、轢いちまうとこじゃねーか!」
「ゆーじ♪乗せて♪」
「えー…」
「ゆーじは私をほっていくの?」
璃結は上目遣いで勇治に頼み込む
「……全く、女ってセコいよな。いいぜ、乗れよ」
「やった!ありがとっ♪」
璃結は投げキッスをする
そして勇治の自転車の後ろに乗った
ほのかに勇治の顔が赤くなっていた
「とばすぞー落ちんなよ」
「はぁい♪」
「ちょっおま!」
「ふぇ?」
「あ、いや…なんでも…///」
「?」
璃結は落ちないように勇治のお腹を抱き抱えた
勇治が赤くなっている理由、そう、璃結の柔らかいものが当たっているのだ
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