50人が本棚に入れています
本棚に追加
「速いはやーいっ♪」
璃結の長く、美しい黒髪が風に揺られている
「つかお前軽いな」
「でしょでしょ!りゆは軽いんですよー♪」
「体重いくつだ?」
「そんなの淑女(レディ)に聞くの?ゆーじサイテー」
「なーにがレディだ。ガキのくせに」
「ふーん。じゃあ、これも子供がすること?」
ムニッ
「璃結!?」
璃結はわざと強く抱き付き、胸を押し付けた
勇治の肩に璃結は頭を置く
柔らかい、バニラの香りがした。
「ふふ♪りゆはね、こんなこともできちゃうんだよ?」
最初のコメントを投稿しよう!