なんでこんなところに。

5/10
7人が本棚に入れています
本棚に追加
/43ページ
よく事態が飲み込めないまま部屋でまったりと過ごしてしまって、本当によく分からないまま、わたしは2人のペースに乗せられいた。 そして結局渡谷漣の部屋でその日の宿題を済ませ、夕食までごちそうになった。 「さあっ、お楽しみの時間といきますか。」 麻崎香葵は朗らかな声を張って、キッチンの後始末から戻ってきた渡谷漣を後ろから抱きしめた。 え、わたしの前でなにを始める気なんだか。
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!