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ベルは満足したように笑うと、俺の首筋をなぞった。
「ふふ、その首輪もなかなか似合っているぞ。」
え?首輪?
チラリと己の首を見ると、銀色の首輪が巻かれていた。
っていつの間に!?
驚いていると、何かに引っ張られるようにベルの近くまで引き寄せられた。
そのまま、首筋を軽く噛まれる。
「…っ、」
「今日からお前の主人は我が輩だ。我が輩に忠誠を誓え。」
顎を掴まれたかと思うと、もう少しで口と口がくっついてしまう距離まで縮まる。
ひえええだから近いって!
「返答次第ではそれなりに待遇を良くしてやってもいいぞ?」
マジか。
いや、でも………
くっ、ここまで来たらどうせこいつに従わなきゃ駄目なんだろうなぁ。チクショー!
「ううっ、ご…ご主人様。あなたに忠誠を誓い…ます…」
何だよこの会話SMかよォーー!!!!
「ふむ。まぁまぁだな。」
後頭部を抑えられ、そのまま口を重ねてきた。
………ってまた俺は男とキスしちゃったよぉぉぉ!!!!何でぇー!!!?
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