Ⅱ 毒薬

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どうやって病院をでたのか、よく覚えていない。 気付くと私は、道端で座り込んでいた。 「何故? ………何故、こんな事になったの? 私の何がいけなかったんだろう」 呟く私の肩を、ひんやりと冷たい手が叩いた。 振り向くと、彼女が立っていた。
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