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その一言で辺りは静寂に包まれた。
ミドル兄弟のことを知っていた他の騎士はリバティ同様呆れていたが今はしっかりと目を開いて驚いている。
「リコールすることに間違いないのか?」
リバティが真剣な眼差しで聞いた。
ミドル兄弟はまた三人一緒にリバティのもとに進み出た。
「ありません!!」
これでもう誰が誰だか本格的にわからない。
あまりの展開の進みようにガル、リラは炎零の方に歩み寄った。
「何?どういうこと?」
リラがヒソヒソと話す。
「俺が知るか。……ややこしそうだがな」
「とにかく隊長に聞かないと……」
炎零はミドル兄弟を見据えている。
「三つ子なのかな?」
「それ以外考えられないしな……」
ガルとリラはそれぞれ会話していると、炎零が口を開いた。
「あいつ等は四つ子か?」
「どこにもう一人見えてんの!?」
しばらくするとリバティはミドル兄弟に何かを話したらしくこの場はひとまず解散、となった。
そして三人はリコールの説明を受けるべくリバティとその場に残ることにした。
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