25人が本棚に入れています
本棚に追加
誰も居なくなった広間でリバティから説明を受けた三人は顔をしかめた。
「どこで勝負するの?」
「何の勝負するんですか?」
「いつあるんだ?」
三人が一斉に口々に質問しだしたのでリバティは頭をかいて順に説明を始める。
ガルは明らかに嫌そうな顔で、リラは目を輝かせている。
炎零はというと平静を保っていた。
どんな勝負が来ても勝てるという余裕からかもしれない。
「まず、場所だが……訓練所だ。いつも行っているだろう?」
リバティが確認をとる。
確かにハードリアに来てから1ヵ月、部隊別に訓練をつんでいた。
城から少し離れるように建っていて、渡り廊下からその場に行ける。
リラは納得したのかうなずいた。
リバティの説明はまだ続く。
最初のコメントを投稿しよう!