相変わらずな奴ら。

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静けさを再び国王が破った。 「騎士隊長、……リバティ・キリ!!」 拍手が起こると同時に国王のいる台へ向かう騎士がいた。 鎧に身を包み、首から上の部位しか出していないが誰もが認める美貌にその場にいた全員ため息が出る。 少し長めのウェーブがかった髪が視線を誘う。 美しすぎる女騎士隊長。 国王の元に来ると国王がリバティに紙切れを渡した。 そこには今から発表される名前が書かれている。 どうやら今からはリバティが声を張るらしい。 サッと目を通すと整ったリバティの眉がピクッと上がる。 何やら驚いている様子だ。 「では、残りの隊長を発表する」 国王とは正反対の凛とした声が響いた。 「狙撃隊長、リラ・キースル!!」
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